あらゆる系列企業において16週間の産休

可能性にあふれた場として
インクルーシブなヒューマニティを掲げるメゾンは、あらゆる社員がそれぞれに活躍の場を見出し、能力を発揮できるよう、継承、育成し、サポートしていきます。
より公正で創造力のある社会に向けて
ロンシャンでは、企業の社会的取り組みとして、女性の自由と創造性の支援を重視しています。
ロンシャンは、社員とその福祉を重視しています。各社員のニーズに応えられるようオープンで建設的な対話を持ち、配慮とサポートの感じられる職場づくりに取り組んでいます。男女平等に向けたイニシアティブを取り、障害者に対する支援を行うことで、あらゆる社員に機会の平等性を保証します。多様性を重視するロンシャンは、より公平で包括的な職場づくりに向けて日々尽力しています。
責任ある雇用主を志すロンシャンでは、社員の福祉に尽力しています。各社員のエンプロイアビリティを強化することで自立性を高め、チームエンゲージメントのキーとなる職場の福祉に尽力しています。この取り組みの一環として、社員トレーニングが提供され、各人の成長発展、気候問題に対する意識感化、差別撲滅が推進されます。2025年内に、チームのパフォーマンスや福祉のキーを担う管理職トレーニングプログラムを導入し、それぞれの国や専門職における特性を尊重しながら、共通文化を培っていきます。
ロンシャンは、機会の均等性を保証し、インクルーシブな職場環境づくりに尽力しています。フランス国内では、「ロンシャン障害者ミッション」を通じて、障害を有した社員に対する意識感化と統合がサポートされ、障害のある社員が、各持ち場で適切な調整を受けられるよう配慮されます。2023年以降に導入された「DuoDay」イベントでは、ボランティアの専門家のもとで専門職を見出す機会が提供され、障害を有する人たちのインクルージョンを促進しています。ロンシャンにおける各国社員の80% が女性によって占められています。フランスと同水準の産休、育児休暇をあらゆる関連会社における男性・女性社員に保証することで、世界19か国で、若い親世代の勤務条件向上を実現しています。多様性を豊かさの源とするロンシャンにとって、インクルージョンは最優先事項です。
ロンシャンでは、とりわけ製造サイトにおける慣行を適応させることで、社員の心身の健康に配慮しています。2023年以降、フランスのあらゆる製造サイトにおいて、各職場のスタート時にマッスルアウェイクニングに向けたトレーニングプログラムが実施されています。勤務時に、日々交代で任意のレザー職人が進行する形で実践されています。また2024年12月には、内部告発を行った社員の機密性と保護を保証する倫理警告システムが導入され、倫理上の違反や安全、健康、人権に対する侵害が見られた際に匿名で通告できる措置が配されました。ロンシャンは、各社員のニーズに応えられるようオープンで建設的な対話を設け、年次の企業指標などを通じて、配慮とサポートの感じられる職場づくりに取り組んでいます。
真正性とオプティミズムを大切にするロンシャンは、企業誓約を具現化するさまざまなアプローチを通じて、企業に課された責任を果たしています。RIDE 4 GOODプログラムでは、社員がそれぞれに関心のある領域を支援できるよう奨励しています。ロンシャンの社会的責任は、芸術や工芸分野とのインタラクションにも反映され、アートをめぐるコラボレーションのほか、NGO団体のANAKAやANDAMへの関与、ロンシャン店舗におけるアートワークの紹介などが行われています。
企業の価値観と誓約を重んじるロンシャンでは、社員にもこれらの企業理念を積極的に具現化するよう奨励しています。2025 年 1 月に始動された RIDE 4 GOOD プログラムでは、長期雇用社員が、専用プラットフォームを通じて 1 つないしは複数の以上の組織団体を支援でき、連帯的な活動に携われるよう配慮しています。さまざまな寄付やボランティア活動の機会も提供され、企業が社員と同額の寄付を行うことで、社員による連帯的なアクションが支援されています。
ロンシャンは、2004年よりフランス服飾開発推進委員会が主催するANDAMファッションアワードの審査員を務め、新星クリエイター各位に資金や物流的な支援を提供することで、彼らの活動を支援しています。2019年には、ロンシャン リプレイプログラムがローンチされ、若手デザイナーがメゾンの不使用在庫にアクセスできるようにし、細やかなフォローアップによって彼らが注目されるよう支援しています。すでに30名を超える新星デザイナーが同支援を受けています。また、NGO団体ANAKAマダガスカルに対する支援を通じて、女性たちの安定雇用へのアクセス向上を担っています。2024年に、同団体とのコラボレーションによって、クラフツマンシップの鑑識、女性の経済的自立、そして彼女たち自身の子供の教育に対するロンシャンのエンゲージメントを象徴したル プリアージュ ネットバッグの新バージョンがクリエイトされています。
ロンシャンは、1948年にデザイナー テュレンヌ・シュヴァレローにメゾンのロゴデザインが依頼されて以来、アーティストとの斬新なコラボレーションを通じてアートの伝統を大切に受け継いできました。新進デザイナーや著名アーティストとのコラボレーション展開を通じて、メゾンのアバンギャルドな精神が具現化されています。エクスクルーシブなコレクションのローンチや、ロンシャン店舗でのアーティスト作品展示を通じて、アーティストを実際的に支援するとともに、一般に向けてアートへのアクセシビリティを提供しています。重要な社会的課題を扱うアーティストにスポットライトを当てる機会となり、芸術とオーディエンスが真に出会うことのできる場づくりとしても貢献しています。